食品メーカーの事業構造改革
IPAの平成16年度 秋季試験 午後Ⅰ問題リンク
設問 | | 残念な解答 |
設問1 | 仕入販売事業 | 加工食品事業への売上が増加する |
| 加工食品事業 | S社ブランドの加工食品を開発できる |
設問2 | 仕入部門 | 海外から高品質の食材を安定して仕入れる業務 |
| 生産部門 | 加工食品事業が使用可能な素材の選択や形状の加工を行う業務 |
| 販売部門 | 標準原価制度を設けて加工食品事業との売上予実績管理を行う |
設問3 | | 各事業の販売計画と仕入生産計画を監視する期間(月次など)を調整する |
設問 | | IPAの解答をもとにした解答 |
設問1 | 仕入販売事業 | 加工食品事業への売上高が増加する |
| 加工食品事業 | 品質の高い原材料が調達できる |
設問2 | 仕入部門 | 週次生産計画に基づいた海外からの高品質食材の安定仕入れ業務 |
| 生産部門 | 加工食品事業が使用可能な素材の選択や形状の加工を行う業務 |
| 販売部門 | 加工食品事業の調達計画と連動した週次販売計画の立案 |
設問3 | | 加工食品事業が仕入販売事業から調達する原材料の社内価格の決定方法 |
設問3の解答について述べる。
[加工食品事業の現状]に「加工食品事業が調達する原材料の社内価格は、仕入販売事業が原価に一定の利益を加算して決定している。」とある。この点を捉えて、適正な社内価格を調整することが、利益管理制度の導入にあたって、プロジェクトチームが各事業部と行うことになる。