笑いで時代に触れられる「爆笑!愛の劇場」(ファミコン)

ち~とばかり困んたれぶー!!

~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~

  • ジャンル: ボードゲーム
  • 対応機種: ファミリーコンピュータ
  • 開発元: ビッツラボラトリー
  • 発売元: ココナッツジャパン
  • 人数: 1 – 4人(同時プレイ)

「爆笑!愛の劇場」は、1990年12月29日に発売されたファミリーコンピュータ用のボードゲームです。このゲームは、イベントに沿って進み、短期大学生活2年間を過ごしどのくらいハッピーだったかを競うものです。

評価

打たれ強いメンタルを持っている方ならば、苦笑いしながら楽しめるゲームかもしれません。結構辛辣なコメントを受け止めていかなければならないゲームだからです。実例は後ろのほうで示します。

参照元スコア
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票「ゲーム通信簿」(ウィキペディア20.01/30点
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~バカゲー
ファミ通(ウィキペディア)2/5点

どんな流れ

キャラクター作成

名前を決めたのちに、お父さんとお母さんの顔をランダムに選びます。その顔をもとにプレイヤーの顔が決まるようなのですが、必ずと言っていいほど気に入らない顔になるでしょう。また、どのように決めているのかわかりませんが、下の図のようなパラメータの初期値が決定されます。

入学先決定

入学試験の点数によって入学先が決まります。

カレンダー型のルーレット

 サークルイベント、彼女を作るナンパイベント、学期末の強制ストップによる期末試験イベントを体験します。

卒業とステータス

 卒業でステータス、単位と恋人の愛情度からゲーム独自の査定でプレイヤーの幸せ度(最終得点)が決まります。

競争の要素

一人だと点数、複数だと誰が一番ハッピーだったかを競います。

特に良いところは

基本的に「すごろく」なので、短時間でゲームは終了します。

困るかもなところは

結構な頻度でネガティブなことを言われるので、それを笑い飛ばせる図太さが必要かもしれません。

操作方法は

以下のリンクが参考になると思います。

レトロゲームの説明書保管庫

チートコードある?

下のリンクを参照ください。

ファミコン チート集

ただ、筆者はこのゲームにはチートは必要ないと感じました。

狂乱ハチャメチャ感想コーナー

タイトル通り、基本的にナンパが多いです。でも偏差値格差だとか…

「見た目」格差だとか…

ば〇だとか…

結構、過激なセリフや結果コメントのオンパレードです。

でも、友達や恋人ができるのは救いです。現実はこううまくいかないのでは?と思うシーンも多いです。

複数の恋人候補ができても誘わないと、上のように怒られてしまいます。

ラブシーンも上のような展開が多いのですが、数をこなすと成功します。

短大生なので、定期考査があります。プレイヤーもテストを受けます。テスト問題そのものは簡単なのですが、時間制限があり、結構高得点を取るのは難しいです。しかも2回追試を受けて合格できないと上のような展開が待っています。

整形手術を強制的に受けさせられることもあります。

整形手術に失敗すると、気に入らない顔が、さらに気に入らない顔になってしまいます。
ちなみに、手術の失敗が2回以上続いても、上の顔から変わりませんでした。

レトロなゲームのせいでしょうか?現代ではあまりお目にかからない表現も。

就職活動もあります。TV局の面接官がタモリさん?

学校のテストに合格できず、追試を何回も受けてもたついてしまったせいか、就職イベントを撮り逃してしまい、プーのまま卒業することに。

最後は上の言葉で締めくくられます。

おわりに

人を選ぶゲームかもしれませんが、興味のある方はどうぞ試してみてください。