ち~とばかり困んたれぶー!!
~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~
『悪魔城ドラキュラ』は、ファミコンソフトの中でもプレミア価格がついているソフトの一つであり、ファミコンのユーザーにとっては貴重な作品と言えるでしょう。
『悪魔城ドラキュラ』は、ダークファンタジー・アクションゲームです。ゴシックホラーを原調にしたリアルタッチなキャラクターや背景などのグラフィックアート、ハイセンスな音楽、硬派なゲーム性が組み合わさって独特の世界観を生み出しています。アクションゲームとしては完成度が高く、難しいゲームではありますが、上達することで確実に進めることができるようになっているため、バランスよく作られています。操作性も良好で、サブウェポンの使用なども快適に行えます。
この作品は、コナミが初めてディスクシステム版で悪魔城ドラキュラを投入し、7年後の1993年にカセット版が発売されました。当時は、アーケード版でヒットし、ファミコンへ移植される流れが一般的でしたが、こちらはその逆で、ファミコンからアーケード版への逆移植が行われました。1993年はファミコン超末期時代であり、人気タイトルといえど流通量は少なく、そのためプレミア化しています。
どんな評価?
出展 | 評価 |
---|---|
『ファミコン通信』の「クロスレビュー」 | 34/40 |
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」 | 20.65/25 |
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ | 良作 |
チートコードある?
操作方法
次のリンクを参考にしてください。
https://www.nintendo.co.jp/clv/manuals/ja/pdf/CLV-P-HABQJ.pdf
狂乱ハチャメチャ感想コーナー
操作方法はBボタンで攻撃、Aボタンでジャンプです。移動は十字キーで、階段は上下キーを操作します。
隠しアイテム等のギミックも盛りだくさんです。ギミックに気づくと効率的に面を進められるようになる楽しみもあります。
当時のファミコンの貧弱といえる容量をものともしない、高い技術力と演出には感服です。
登場するモンスターはメデューサ、ミイラ男、フランケンシュタイン、タイトルのドラキュラと、有名どころが出そろっており、パーティー状態です。なぜか狼男はいなかったかな?
非常に上質なゲームで、難易度自体は高いにもかかわらず、上達すれば先に進める作りといえます。
個人的にはキャラクターが自由自在に動いてくれない感覚を含めて、攻略するまで続けたくなるゲームと評価しています。
ラスボスのドラキュラとの戦いでは、敵のウイークポイントに気づかないと、延々と無駄な攻撃を続けることに。どこを攻撃すべきかを考えてください。
敵の姿が変わっても、弱点は同じです。
ゲームクリア後、おもむろに2周目が始まります。ちなみに、2週目以降にしか出現しないギミックも用意されているので、周回プレイも楽しんでみては。
おわりに
ゲーム雑誌『ファミコン通信』の86年ベストヒットゲーム大賞では、グラフィック部門賞を受賞するなど、グラフィックに高い評価をされている『悪魔城ドラキュラ』。一度お試しください!