プレミアな超ムズゲー「サマーカーニバル’92 烈火」 - Seshat

ち～とばかり困んたれぶー！！

～狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座～

「サマーカーニバル’92 烈火」は、1992年7月17日にナグザットから発売された、ファミリーコンピュータ用の縦スクロールシューティングゲームです。

当初は評価が芳しくありませんでしたが、後に再評価され、中古市場ではファミコンでも有数のプレミアソフトの1つとなりました。

出展	評価
『ファミコン通信』の「クロスレビュー」	19/40
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」	16.8/30
ゲームカタログ@Wiki ～名作からクソゲーまで～	なし

自機「RECCA」を操作してステージを進めるシューティングゲームです。

ファミコン用ソフトとしては圧倒的な敵や弾の数、巧妙な敵の配置による非常に高い難易度が挙げられます。

所々でちらつきや表示の欠損が生じますが、その欠点を吹き飛ばす楽しさがあります。

エンディングでは、「スーパーハードシューティングゲーム」を自称しているほどの難しさです。

デルタPCMやノイズを多用した独特のアシッド調のBGMが印象的です。

多関節アーム、曲線ホーミングレーザー、蛇状の長い敵など、巧妙な敵デザインがあります。

ラスタースクロールの多用による空間の湾曲表現や、一部オブジェクトの回転処理など、技術的な特徴もあります。

ゲームプレイは非常に速く、自機「RECCA」がスクロールするステージを駆け抜けます。

敵の攻撃を避けつつ、的確に反撃する爽快感は、プレイヤーを引き込みます。

ゲーム内には隠しアイテムや隠しステージが存在します。これらを見つけるためには、高度なプレイ技術が必要です。

エンディングでは、高難易度を乗り越えたプレイヤーにとっての達成感が味わえるでしょう。

上の画面から「裏モード」に移行する裏技があります。

このゲームは、その先鋭的なデザインと難易度から、シューティングゲームの歴史に名を刻んでいます。