AIを搭載した名作STG「ザナック(ZANAC)」

ち~とばかり困んたれぶー!!

~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~

「ザナック」は、1986年にファミリーコンピュータ(ファミコン)ディスクシステム向けに発売された名作縦スクロールシューティングゲームです。

どんなゲーム

  • ジャンル: シューティング
  • 対応機種: ファミリーコンピュータ ディスクシステム
  • 発売元: ポニーキャニオン
  • 開発元: コンパイル
  • 発売日:
    • MSX版: 1986年7月25日
    • FC版: 1986年11月28日
  • 定価:
    • MSX版: 4,900円
    • FC版: 2,900円

ゲームシステム

  • 全12ステージあって1ステージは長めです。ステージのデザインは森林、海辺、荒野、メカニカルな基地、宇宙空間、スペースコロニー、生物内部など多彩です。
  • 今日のAIとは異なりますが、AI的な要素として考えられたA.L.C.(Auto Level Control)システムにより、難易度が自動調整されます。プレイヤーの技量に応じて展開と難易度が変化します。

どんな評価?

出展評価
『ファミコン通信』の「クロスレビュー」31/40
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」16.67/30
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~良作

チートコードある?

こちらのリンクを参照ください(海外サイト)。

操作方法

https://www.gamingalexandria.com/highquality/fds/Zanac/Zanac.pdf

狂乱ハチャメチャ感想コーナー

以降は、最終である第12ステージのスクショです。

緩急あるスクロールや高速スクロールが特徴のゲームです。Bボタンのショットで地上空中双方にヒットします。Aボタンでサブウェポンによる攻撃ができます。武器番号で表示されるアイテムを取ると武器が変更され、同種のアイテムを取り続けると強化されます。

「A.L.C.」により、さまざまな要因で難易度がダイナミックに変化します。難易度を上げずにステージを進める戦略のようなものもあるようです。

総じて言えることは、難易度は高めということかもしれません。

ステージが長く、ボスキャラのデザインも画一的なので、ビジュアル的には少々飽きが来るかもしれません。

このゲームでは、前の面に戻ってしまうアイテムが存在するため、ハイスコアを出すために意図的にループさせることが可能です。これはスコアチャレンジに対する意欲を削ぐものといえます。

サブウェポンの選択と使い方が、ステージ攻略の決め手になるのですが、サブウェポンを多用すると難易度が急上昇するところが、このゲームの悩ましいところです。

おわりに

「ザナック」は、その高速スクロールや戦略的なプレイスタイル、多彩なステージで、シューティングゲームの名作として広く愛されています。
ぜひ挑戦してみてください。難しいですよ!