Piwigoは、オープンソースのフォト管理ソフトウェアです。ウェブブラウザ上のギャラリーで写真や画像を管理、整理、共有することができます。
Piwigoの特徴と機能
Piwigoは、自由にカスタマイズすることが可能であり、プラグイン機能で拡張が可能です。
Piwigoの最大のメリットは、オープンソースであるため、無料で利用できることといえるでしょう。
Piwigoの主な機能は以下の通りです。
- 写真のアップロードと管理
- アルバムの作成と管理
- 写真の共有
- 写真のプライバシー設定
- GPS情報を利用した地図上での写真表示
- テーマとプラグインによるカスタマイズ
Piwigoで注意が必要なこととは
Piwigoのデメリットは、クロスサイトスクリプティング等の脆弱性が報告されていることです。
インターネットに公開する場合は、セキュリティ情報に注意し、常に最新の修正情報を反映する必要があります。
構築の大まかな流れとは
Piwigoを構築するには、以下の手順を実行します。
- Piwigoをダウンロードしてインストール
- ApacheにPiwigoの設定を反映
- Piwigo用ユーザーとデータベースを作成
さいごに
Piwigoは無料で利用することができ、多くの機能を備えています。
導入の難易度については、初心者でも簡単に導入することができるようになっています。本稿では、セキュリティの脆弱性が報告されていることもあり、詳しい導入手順には触れませんでした。ちなみに、Linux専門誌の「日経Linux」2021年3月号の記事には、Ubuntu 20.10上での詳しい手順が記載されています。本稿ではUbuntu 22.04LTS サーバで試しましたが、同様の手順で構築できました。
なお、筆者はインターネットに公開せずに、プライベートなLANで楽しんでいます。