「ハッキング・ラボのつくりかた」2022 #011

IPUSIRON氏著の「ハッキング・ラボの作り方 仮想環境におけるハッカー体験学習」をやってみた記録です。

第2部

第4章 Windowsのハッキング

4-1 Windows 7のハッキング

Windows 7 の初期設定

日本語キーボードのドライバーを適用する

ここまで紹介した手順で構築したWindows 7仮想マシンは、USキーボードのドライバが適用されているので、日本語キーボードを使って”@”や”+”を入力するには不便です。そこで日本語キーボード通りの文字を入力できるようにします。

Windows 7から、Windowsキー[田]をクリックし、検索欄に”dm”と入力します。検索結果の中に「Device Manager」が表示されるので、クリックします。

Device Managerの①[IE8WIN7]>②[Keyboards]>③[Standard PS/2 Keyboard]をダブルクリックします。
「Standard PS/2 Keyboard Properties」画面が表示されるので、④[Driver]タブの⑤[Update Driver]をクリックします。
さらに「Update Driver Software-Standard PS/2 Keyboard」画面が表示されるので、ドライバを探すために[Brouse my computer for driver software]をクリックします。

[Let me pick from a list of device drivers on my computer](一覧からドライブを選択する)をクリックします。

①[Show compatible hardware]のチェックを外します。左のリストから②[(Standard keyboards)]を選択します。右のリストから③[Japanese PS/2 Keyboard(106・109Key Ctrl +Eisuu)]を選択します。
最後に[Next]をクリックします。

次の画面が表示されたら[Yes]をクリックします。

次の画面で[Close]をクリックします。

「Standard PS/2 Keyboard Properties」画面に戻るので、[Close]をクリックします。

Windows 7の再起動画面が表示されるので、[Yes]で再起動を行います。

ここまでで日本語キーボードのドライバが適用されました。次にコントロールパネルで言語を設定します。
スタートメニューの検索欄に”lang”と入力すると、検索結果に[Region and Language]が表示されるので、クリックします。

「Region and Language」画面が表示されます。①[Administrative]タブの②[Change system locale]ボタンをクリックします。「Region and Language Settings」画面の「Current system locdale」欄でプルダウンメニューから[Japanese(Japan)]を選択し、[OK]をクリックします。

以下の画面で設定変更を反映するために再起動が促されるので、[Restart now]をクリックします。

再起動後、再度「Region and Language」画面を表示します。スタートメニューの検索欄に”lang”と入力し、検索結果の[Region and Language]をクリックします。
開かれた[Region and Language]画面の①[Keyboards and Languages]タブから、②[Change keyboards]ボタンをクリックします。
「Text Services and Input Languages」画面が表示されるので、③[General] タブを選択し、「Default input language」のプルダウンメニューから④[Japanese(Japan)-Microsoft IME]を選択します。
最後に⑤[OK]をクリックします。

「Region and Language」画面から[OK]をクリックします。

notepad等で確認します。”@”などが日本語キーボード配列で文字入力できるようになりました。また、[漢字]キーで日本語入力モードに切り替えて日本語を入力できるようになりました。

さいごに

特定のWindowsを実験のために使用する際、英語版を使わざるを得ないケースがあります。今回の記事はそのような場合の参考にもなると思います。

次回はPC起動時に自動起動されるプログラムの一覧を取得する方法を紹介する予定です。