【ファミコン】戦略性とやり込み要素が豊富なB-WINGS

B-WINGSは、1984年にデータイーストからリリースされた縦スクロールシューティングゲームです。アーケード版として登場し、1986年にはファミリーコンピュータ(ファミコン)に移植されました。本稿ではファミコン版をご紹介します。

ゲームの特徴

プレイヤーは自機「FX-1」を操作し、各ステージの最後に待ち構える敵機動要塞「ゴブナス」を倒すことを目的とします。ゲームの特徴は、ステージ中に登場する「ウイング」を装着することで自機の攻撃方法が変化する点です。各ステージごとの戦略に応じた攻撃方法を選択していきます。
このゲームは 30 ステージ(アーケード版では45 ステージ)で構成されています。

ウイングシステム

13種類のウイングがあり、それぞれ異なる攻撃方法が提供しされます。ウイングを装着することで、攻撃力や射程が変わり、戦略的なプレイが求められます。

2層構造のステージ

自機は上空と低空を行き来でき、低空に降下することで敵の攻撃を回避することが可能です。

パワーアップ

ウイングを装着することで自機がパワーアップし、特定のウイングは特定のボスに対して有利です。

以下のスクリーンショットはすべて、ステージの最後に出現するゴブナス(ボスキャラ)です。

操作方法

十字キーでプレイヤーを8方向に移動させ、Aボタンは射撃、Bボタンは地上への降下(またはウィングの装備解除) に使用します。

チートはある?

ファミコンチート集 Wiki*

チートばかり感想を

プレイヤーが水平方向にスクロールすると、背景の施設やオブジェ等が無限に続くタイプのゲームです。

ファミリーコンピュータ向けにリメイクされた本作は、パワーアップや効果音、敵の攻撃パターン、新たな敵の出現などに多くの変更が加えられ、アーケード版とはゲーム性が大きく異なるものです。また、新たなBGMも収録され、連射も可能となりました。さらに、複数のワープや隠しアイテムも追加され、エンディング画面も追加されました。

特定の武器に対応するパワーアップアイテムを獲得することで、プレイヤー機に武器を装備することができます。武器は機の側面に取り付けられた「翼」の形で提供され、それぞれ様々な能力を持っています。武器は、新しい武器を装備する前にBボタンを押すことで切り離し、新たな武器を装着できる状態になります。敵の攻撃によって武器に損傷を受けることもあります。損傷した武器は自動的に分解して取り外されます。

ファミリー コンピュータ バージョンでは、3 つの隠しウイングが特定のステージの通常障害物の下に隠されています。

  • スターリングシルバー:ダイナと同様の動作をする緑色のリングを発射し、ハンマーと同様のシールド機構を備えています。
  • オーロラハリアー: 機の周囲4方向に、螺旋状のビームを発射します。
  • オクトブラスター: 機の周囲全方向に8つの発射体を発射します。

このゲームでは取得できるアイテムが多彩です。ファミリー コンピュータ バージョンでは、アイテムがステージのいたるところに散らばっており、通常は特定の障害物の下に隠れていたり、画面上をランダムに飛び回っています。一部のアイテムは撃たれると役に立たなくなり (撃たれると傘に変わります)、撃たれるつど効果の種類が変わるものもあります。

各ステージ最後に登場するゴブナス。それぞれ攻略方法が異なり、中には特定のウイングを装備していないと攻略が困難なものもいます。

ゴブナスのダメージ度は色の変化である程度分かります。「赤」になると、もう一息で撃破できます。

一見、手抜きに見える生物系ゴブナスですが、結構強敵といえます。

ゴブナスにはコアという弱点があり、その部分に攻撃を打ち込めるかがポイントです。

ステージを重ねると、コアを守る構造がどんどん発達していき、ガードが頑強になります。

さらに弾幕の物量がものすごくなるので、こちらの武器(ウイング)選びが決め手になる場合もあります。

どう攻略すれば撃破できると思いますか?

上は、エンディングのメッセージです。PTAに配慮したような内容ですね。

さいごに

B-WINGSはその独自の武器選択システムと戦略性の高さから、多くのプレイヤーに評価されています。特に、ウイングの選択と使い分けがゲームの鍵となり、やり込み要素が豊富です。筆者はアーケード版のプレイ体験はありませんが、アーケード版とファミコン版では敵機やボスのデザイン、武器、攻撃パターンが異なるため、アーケード版をやり込んだ方でも、ファミコン版を楽しめるのではないでしょうか。