ち~とばかり困んたれぶー!!
~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~
『バトルフォーミュラ』は、1991年9月27日にサン電子(サンソフト)が発売した日本のファミリーコンピュータ用ゲームソフトです。北米では『Super Spy Hunter』のタイトルで、『Spy Hunter』シリーズの1作品としても知られています。
このゲームは、縦スクロールシューティングとカーチェイスの要素を組み合わせた作品で、ファミコン末期に隠れた名作とされています。
ゲームの概要
- スーパーファミコンが登場して1年が経過した中でファミコン向けに発売されたソフトで、ファミコンの潜在能力を使い切ったクオリティの高さで知られています。
- 中古品であるにもかかわらず、箱付きの美品がオークションで10万円を超える価格で取引された実績もあるようです。
特徴
- 全6ステージがあり、橋上の道路、砂漠、高速道路、氷の路面、水上、戦闘機ステージなど様々なシチュエーションでプレイします。
- 画面上方に行くと加速し、下方に行くと減速します。ボスのレーザーに当たったり、本体ごと挟まれるとミスになります。
- バトルフォーミュラの車体上部には砲台が設置されており、正面固定のショットと同時に使用します。砲台はボタン操作で発射角度を変えることができます。
- 赤いトレーラーを破壊するとパワーアイテムが出現し、アイテムを取ることでパワーアップできます。
- このゲームは、雨で路面が濡れて滑るなどのリアリティがあり、一風変わったテイストを持っています。
どんな評価?
- 『バトルフォーミュラ』は、その当時のファミコンソフトとしては高いグラフィック品質と音楽により、多くのプレイヤーに愛されました。
- 一方で、難易度は高めであり、特にボス戦は挑戦的です。
- スーパーファミコンが登場した一年後に発売された、ファミリーコンピュータ用のソフトであることから、販売数は少なかったようです。
メディア | 評価点 |
---|---|
『ファミコン通信』の「クロスレビュー」 | 18/40点 |
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」 | 19.5/30点 |
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ | 良作 |
チートコードある?
操作方法
画面上方に行くと加速していき、下方に行くと減速します。ボスのレーザーに当たったり、本体がボスとガードレールに挟みこまれるとミスになります。バトルフォーミュラの車体上部には砲台が設置されており、Bボタンで発射できます。
狂乱ハチャメチャ感想コーナー
上はステージ1のボスキャラ。
ボスの動きにあわせ、道路のガードレールとボスに挟まれないように、大きく弧を描くように逃げます。
ボスはトランスフォームします。
砂漠の流砂に飲み込まれるとミスになります。
ボスキャラは大きいため、どこにポジションを置くかが重要な場合があります。
高速道路が弧を描いてカーブするシーン。高速道路の分岐点に注意。
ボスキャラのレーザーに当たるとミスです。
音楽もまた秀逸。各ステージごとにムードを変えた名曲がそろっています。
海上シーン。通常は船に姿が変わっているが、上では車のまま。
ボスキャラのレーザーの死角から攻撃するしかないのですが、とにかく難度が高い。
上の機雷も触れただけでミスとなります。
後半はザコ敵も集団で出現します。
こうなったら、Bマークのアイテム(一斉攻撃:画面上の敵と弾を一掃)を使用するしかありません。
ボスキャラがやたら強大なのも特徴。
砲丸が円弧運動しており、触れると瞬殺されます。
道路が大きく陥没している箇所が連続で現れます。
連続してジャンプするシーン。道路から外れてしまうとミスです。
最終ステージでは、過去のボスキャラも再登場します。
どこを攻撃すればよいのでしょうか?悩まずとにかく連射です。
ラスボスのトランスフォーム後。
このダッシュボードが現れたら、めでたくクリアです。
おわりに
『バトルフォーミュラ』は、ファミコン末期に発売された隠れた名作とされており、シューティングとカーチェイスの要素を組み合わせた独特のゲームプレイが魅力です。
レトロゲームに興味がある方には、ぜひプレイしてみていただきたい作品です。