ち~とばかり困んたれぶー!!
~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~
「ドラゴンニンジャ」は、1989年にナムコから発売された横スクロール型アクションゲームです。本稿では、アメリカのNES移植版(Bad Dudes)でプレイすることができたので、紹介します。
ゲームの概要
- プレイヤーは2人の主人公から1人を選択し、忍者たちを倒して捕らわれたアメリカ大統領を救出するミッションに挑みます。
- ステージごとに現れる忍者を倒しながら進み、アクションを楽しむゲームです。
- 1面のボスは、同じナムコからの別のゲーム「カルノフ」が登場します。
特徴
- ゲームバランスはやや大味ですが、多重スクロールのステージ(2面と5面)は見応えがあります。
どんな評価?
アーケード版に比べて物足りないと感じるプレイヤーもいるようですが、個々の好みによります。
2人同時プレーができない点や難易度の低さが指摘されています。
チートコードある?
操作方法
http://setsumei.html.xdomain.jp/famicom/dragonninja/dragonninja.html
狂乱ハチャメチャ感想コーナー
キック、パンチ、ジャンプなどのアクションを駆使して敵を倒します。
必殺技として、回転キック(旋風脚)や、特殊能力などがあります。例えば、パンチボタンを押し続けることで「内部エネルギー」をチャージし、プレイヤーの前にいるすべての敵を攻撃する強力な長距離攻撃を繰り出す能力などです。
筆者は偶然以外で旋風脚が使えないまま、エピローグを見てしまいました。
各ステージにはボスが登場し、次のステージに進むために倒す必要があります
アクロバティックな女忍者(くノ一)も出演しています。
キャラクターの動きがぎこちなく、操作性が少し物足りないのが惜しいところです。
部隊は、ニューヨーク市の通り、走行中の大型トラック、大規模な下水排水管、森、古いサザン・パシフィック線の貨物列車、洞窟、地下工場と移り変わります。ドラゴン・ニンジャを倒し、ロニー大統領を救出するのがミッションです。
プレイヤーは、ナイフやヌンチャクなどの武器や、プレイヤーの体力回復アイテムなどを拾いながら武力を増強していきます。
さまざまなタイプの敵キャラが用意されており、それぞれ独自の攻撃手段があります。青い色の忍者はプレイヤーに直接突進しますが、刀を持って飛びかかったり、手裏剣やまきびしを投げたりする敵もいます。また、忍犬や火を噴く敵もいます。
このゲームは1988年にApple II、アタリ ST、アミーガ、コモドール 64、MSX、PC DOSなど、さまざまの家庭用ゲーム機に移植されました。
「分身の術」をつかってわらわらと敵が増殖するシーンは感動すら覚えます。
ほとんどのザコキャラは、どんな種類の攻撃でも一撃で倒すことができます。このあたりが、このゲームの難易度を引き下げています。
最後にクライマックスで、ドラゴン忍者と呼ばれる忍者軍団のリーダーが登場し、ヘリコプター上での最終決戦が始まります。
無事、大統領を救うことができました。
エピローグは米国版と日本版で異なります。上は米国版です。
ドラゴン ニンジャを倒した後、主人公はロニー大統領とハンバーガーを食べて祝います。上の図ではロニー大統領がハンバーガーを持って主人公と立っているところです。後ろには多くの警備員がいて、背景にはあるのは ホワイト ハウスです。
おわりに
原題の「Bad Dudes」は「危ない奴ら」くらいの意味でしょうか?
筆者は、B級格ゲーならではの扱いにくさを含めて、愛着を感じてしまいます。皆さんはいかがでしょうか?