ち~とばかり困んたれぶー!!
~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~
「暴れん坊天狗」は、1990年12月14日に日本で発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロール型シューティングゲームです。このゲームは、なんと天狗の面である自機がアメリカを助けるために摩天楼を駆け抜け、ビルや敵を破壊していくという斬新なプロットを持っています。開発はライブプランニング(現在のKAZe)が担当し、源平プロの元スタッフが移籍して制作されました。
どんなゲーム
- 独創的な世界観: 「暴れん坊天狗」は、そのシュールさから発表当時は「恐ろしいメーカーが現れた」「ゲーム界に超新星現る」といった評価を受けました。一方で、シューティングゲームとしてはオーソドックスにまとまっており、完成度は高いと言えます。
- 変わった設定: 天狗の面がアメリカを助けるためにビルを駆け抜け、敵を破壊するという奇怪なストーリー設定が特徴です。なぜアメリカなのか、なぜ天狗の面なのか、その理由はオープニングで明らかにされていますが、一部の点は謎めいています。
- 高難易度: シューティングゲームとしては普通にまとまっている一方で、敵の攻撃が激しく、初見殺しも多いため、慣れが必要です。自機の操作も、十字キーを進行方向に押し続けると微妙に慣性が働くため、プレイヤーは注意深く進める必要があります。
- ゲーム性: 奇怪な絵面や演出とは裏腹に、ゲーム自体は意外にも丁寧に作られており、根本的なゲーム性も普通にしっかり遊べる作品に仕上がっています。
- サウンドとグラフィック: BGMは源平プロの元一員と大久保高嶺氏が担当し、各ステージ毎に異なる曲が用意されています。グラフィックも破壊されたビルから噴き出す炎や落雷などが高品質で、ゲームの世界観を際立たせています。
どんな評価?
出展 | 評価 |
---|---|
『ファミコン通信』の「クロスレビュー」 | 26/40 |
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」 | 18.74/30 |
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ | バカゲー |
チートコードある?
操作方法
狂乱ハチャメチャ感想コーナー
序盤の画面です。上でわかるように、ビルを片っ端から破壊して進みます。
暗めの画面なうえにオブジェクトが多いので、衝突すると死んでしまうのか、平気なのかの判断がつきにくく、トライを繰り返すしかありません。
終盤の不気味さが漂う戦闘画面です。ここまでの難易度が半端ではありません。
クリアすると「アメリカを救った」的な画面が表示されます。
エンディングの画面は、上以外にも表示されるので、ぜひ皆さんもクリアを目指してください。
おわりに
「暴れん坊天狗」は、その独特なテイストが好みの方にはおすすめのゲームです。爽快感をお楽しみください!