ち~とばかり困んたれぶー!!
~ 狂乱ハチャメチャ・ゲーム道講座 ~
堀井雄二氏がシナリオを手がけたアドベンチャーゲームで、同じく堀井氏がシナリオを担当した『ポートピア連続殺人事件』と『軽井沢誘拐案内』と合わせて「堀井ミステリー三部作」とも呼ばれています。
このゲームは北海道を舞台にしており、実在の観光スポットや風物が登場します。摩周湖や屈斜路湖、網走刑務所、北浜駅、夕張炭鉱などがその一部です。
評価
この名作の評価は非常に高く、多くの評者から絶賛されています。
参照元 | スコア |
『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票「ゲーム通信簿」(ウィキペディア) | 24.38/30点 |
ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~ | 良作 |
Amazon | 4.3/5点 |
どんなゲーム
東京湾で男性の死体が発見され、主人公である警部は北海道との関連を探るために捜査を始めます。釧路署の刑事である猿渡俊介と共に、次々に起こる第二、第三の殺人事件を解決し、犯人の目的を探ります。被害者たちの関連性を調査するうちに、重大な過去が浮かび上がります。
狂乱ハチャメチャ感想コーナー
このゲームは北海道を舞台にし、摩周湖や屈斜路湖など実在の観光スポット、網走刑務所で作成されているニポポ人形など実在の風景が登場します。プレイヤーは警部(ボス)となり、連鎖殺人事件を解決するために捜査を進めます。物語は複雑に絡み合った登場人物の人間関係で構成されています。なので、相関図などを書いたほうがわかりやすいかもしれません。
このゲームの特徴としては、この時代のゲームとしては絵が良くかけていることだと思います。アニメ調で好感が持てるタッチが気に入りました。
そしてもう一つがストーリーが良く、特に後半の展開と盛り上がりが素晴らしいことです。そのため、一度クリアしてもまた何年かするとプレイしたくなるほどの名作と評価されているようです。
このゲームは「コマンド選択方式」を採用しており、プレイヤーはあらかじめ登録されているコマンドから選択します。
物語の進行にはダミーのアイテムや意図的に設置されたトラップが仕込まれており、緻密な推理と選択が求められるといえます。
PSにはないシーンも
ゲームの中で、バスタオル1枚を巻いた女性が現れるシーンがあります。ある操作をしたのち、我慢強く待つと、女性がバスタオルを取ってくれます。
このような種類のギミックは、プレイステーションではありえない、ファミコン時代でこそのものだと思われます。
おわりに
この名作ゲームは、2024年夏にはリメイク版『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ 〜追憶の流氷・涙のニポポ人形〜』がNintendo SwitchとSteam向けに発売予定です。